ライツオファリング

新株予約権無償割当とは、株主が保有する株数に応じて、当該上場銘柄の株式を一般に市場価格よりも低い価格で購入することのできる権利の割当てを無償で受けることをいいます。

無償割当てを受けた株主は以下の取扱いとなります。

1. 権利を売却する
2. 権利を行使する
3. 権利を放棄する
※ 上場新株予約権に限る

権利を売却する場合

市場売買期間中に権利を売却し、市場価格にて換金することが可能です。
特定口座内での取得単価は0円となります。

権利を行使する場合

権利行使期間中に権利行使(権利行使価格を払い込み)することにより、普通株式を取得することができます。
特定口座内で同一銘柄を保有していた場合、権利行使により取得した普通株式を含めて取得単価の計算を行います。
※権利行使のお申し出はカスタマーサポートまでご連絡ください。

権利を放棄する場合

権利行使期間の終了までに権利行使手続きを行わず権利の売却も行わなかった場合、新株予約権は失権(消滅)します。
権利を放棄する場合、新株予約権の種類により取扱いが異なります。

ノンコミットメント型の場合

権利行使期間満了までに権利行使をしなかった新株予約権は失権(消滅)します。

コミットメント型の場合

権利行使期間満了までに権利行使をしなかった新株予約権は、取得事項(引受証券会社が全て取得した上で、権利行使することを内容とする契約)により発行会社が買い取り「配当金領収書方式」で支払いが行われます。
ただし、お支払いされる金額は、計算日における普通株式の株価により、支払額がゼロ円となる可能性があります。