スマートプラス − 本当に従来型手数料無料でやっていけるの!?

当社スマートプラスのコミュニティ型株取引アプリ「STREAM」は、従来型手数料がゼロであることは皆さん、ご承知の通りかと思います。一方、委託手数料無料に関心すると同時に疑問に思うのが、「スマートプラスはどうやって儲けるのか?」ではないでしょうか?

Twitter上のTweetでも上記のような質問や疑問がたまにみられますので、今回はこの疑問に回答させていただきましょう!

1.現物取引におけるSMART取引

委託手数料無料の代わりに当社が考えたのが、SMART取引です。

通常の東京証券取引所(立会内取引)での価格気配値と、いわゆる「ダークプール」と呼ばれる機関投資家向けの市場(東証立会外取引)での価格気配値を比較し、東証よりも有利に約定できる場合に、東証立会外取引で約定させます。

この有利に約定できた差額相当分は、基本的にユーザーに還元しますが、その半分を手数料としていただくものです。つまり、ユーザーが得した時、得した分からしか手数料は発生しないモデルとなっています。

SMART取引については、以下に詳しく記載がありますのでご参考いただければと思います。

もっと詳しく:STREAMの手数料の3つのポイント

2.信用取引における信用金利

当社にとって、もう一つ収益源となるが、信用取引における信用金利です。STREAM単体の収益源として、他の証券会社同様にこの信用金利によるものが大きくなってくると考えています。

現在、9月中に信用取引サービスを開始するよう準備を進めていますが、適用金利の詳細は開始時にお知らせいたします。

尚、STREAMは信用取引の手数料についても手数料ゼロ、完全に無料です!もう少しの時間をおけば、詳しくお知らせできると思います。

※信用取引においてSMART取引はご利用いただけません

3.STREAMだけでなく別アプリも投入

スマートプラスの証券サービスは、実はSTREAMだけではありません。これから多様な株取引アプリを開発し、投入していこうと考えています。

スマートプラスは、BaaS(バース:Brokerage as a Service)と呼ばれる証券ビジネスプラットフォームを構築している会社です。BaaSを簡単にご説明すると、証券サービスを運営していくにあたり必要な基幹系システム(ミドル・バックシステム)をクラウド化しています。

STREAMのような株取引アプリを開発する場合、BaaS上であればフロントだけを開発し、接続すれば証券サービスが運営できてしまう(ミドル・バックシステムを開発する必要がない)のが当社の強みです。

つまり、STREAMだけでなく、別のアプリを投入することで多面的な証券サービスと収益源を確保しようとしています。まだ、具体的な計画は明らかにできませんが、スマートプラスの今後の展開にご注目ください。

多様な証券サービスこそが当社の狙いであり想い

STREAMが従来型取引手数料無料ということで、当社の事業継続性にご心配いただいた方もいるかもしれません。しかし、コミュニティ型株取引アプリ「STREAM」単体の収益は信用取引を含めてしっかりと考えています。

また、スマートプラスのミッションは、「証券の再発明で投資に自由を。」です。上述したBaaSを中核に、多様な証券サービスをつくっていくのが当社の真の目標なのです。これまでの証券会社とは全く違う、新しい証券会社の形を模索しています。是非ともスマートプラスの展開にご注目、応援の程宜しくお願い申し上げます!!