初心者コーナー【番外編②】 4つの投資スタイルを知ろう!~モメンタム・優待~

皆さんこんにちは!!
今日もSTREAM広報ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、9月14日(土)開催のSTREAM CAMP in東京に先立ち、

前回の記事(初心者コーナー番外編①グロース/バリュー)に引き続いて、

基本の投資スタイルを分かりやすく解説していこうと思います。

 

今回は、「モメンタム」と「優待」の解説!

 

それぞれの投資スタイルには、メリット・デメリットがあります。

今回の記事を、自分に適した投資スタイルを考えるきっかけにしてみてください!

 

(※注意事項)各スタイルの例で上げる銘柄は、あくまでも例としてあげています。銘柄を推奨するものではありません。この記事は、作成時点で得られる情報を元に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。また、投資知識の学習のための参考となる情報の提供を目的としたもので、特定の銘柄や投資対象について、特定の投資行動や運用手法を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はご自身の判断でお願いします。

モメンタム とは?

グロース・バリューと違い、モメンタムという言葉は少し聞きなれないかもしれません。

これは「弾み」の意を表す、英語の「momentum」からきた言葉で、相場の勢いにのって利益をあげる投資スタイルのことです。

 

では具体例として、株式会社ジャパンミート<3539>の株価チャートをみてみましょう。(※)

2019年5月(画像左端)から2019年8月末(画像右端)まで上昇トレンドが継続していることが分かりますが、モメンタムではこの上昇が企業の好業績によるものなのか、本来の株価に戻ったことによるものなのか、などといったことは考えません。

「株価が上昇トレンドにある」というその事実があれば十分なのです。

ジャパンミートの株価は下値を切り上げながら上昇を続けています。モメンタムでは、この勢いを確認できしだい買い、下落が始まればサッサと売ってしまいます。

モメンタム :メリットとデメリット

モメンタムのメリットは

 

 

  • 企業分析が必要ない
  • 短期的に資金を動かせる

 

 

モメンタムはグロースやバリューと違い、企業分析をおこなう必要がありません。「上昇トレンドにのって株式を購入し、下落の兆候が見えたら売る」などといったシンプルな手法のため、一回一回の取引に時間がかからないのです。

また、モメンタムはトレンドを重視する観点から、短期的な取引に適しています。トレードを積極的に仕掛けていきたいという方に向いています。

 

デメリットは

 

 

  • 配当や株主優待が手に入れにくい
  • 短期的に取引できない人には不向き

 

 

モメンタムは短期的な取引が多くなるため、配当や株主優待といったインカムゲインを得るには向いていません。

また市場の動きに常に敏感である必要があるため、株価を細かく確認できない忙しい方にはあまり向いていないかもしれません。

 

モメンタム :補足

「ゴールデンクロス」をチェックしよう!!

ゴールデンクロスは銘柄の「勢い」が確認できる現象のひとつで、「短期の移動平均線が、中長期の移動平均線を上に抜ける」ことを指します。

(移動平均線については、広報ブログ初心者コーナー【第4回】投資スタイル2(テクニカル編)をご覧ください。https://smartplus-sec.com/stream/blog/beginner05/)

 

実際の株価チャートで確認してみましょう。

これは協和キリン<4151>の株価チャート。

3本の黒線は上から順に長期・中期・短期の移動平均線です。

チャートを見ると、長い間下にいた短期の移動平均線が最近になって中期の移動平均線を上に突き抜けたことが分かります。

これが「ゴールデンクロス」です。

株価の勢いが強まっている証拠なので、モメンタムにおける典型的な買いポイントとして覚えておくといいでしょう。

優待とは?

最後の投資スタイルは「優待」です。これは株主優待を重視する投資スタイルのこと。日本の上場企業には、自社の製品や食事券などを株主にプレゼントする制度を採用しているところがいくつもあります。

 

例として、株式会社ゼンショーホールディングス<7550>の優待内容を見てみましょう。(※)

(株式会社ゼンショーホールディングス ホームページより)

 

ゼンショーホールディングスは「すき家」、「ココス」、「なか卯」などを展開する外食産業の大手です。優待では各飲食店で使える食事券が受け取れます。

発行は年2回となっていますが、これは企業によって異なりますので必ず確認するようにしましょう。

また所有している株式数によって優待のグレードは変わっていきます。

上の基準はあくまでゼンショーホールディングスのものですので、こちらも株式購入前に確認しておきましょう。

優待:メリットとデメリット

優待に注目する事のメリットは

 

 

  • 値上がり益ではない利益をあげることができる
  • 下落相場に強い

 

 

優待制度を採用している企業の株主であれば、優待は必ず受け取ることができます。これは株価の値上がり益にはない特徴の一つです。

そのため市場全体が落ち込んでいる下落相場の中でも安定した収益源となります。損失を最小限に利益をコツコツ積み上げたいという方は優待に注目するとよいでしょう。

 

デメリットは

 

 

  • 利益が現金の形で受け取れない
  • 一度のリターンが少ない

 

 

優待は商品の詰め合わせや、クオカードといった形で受け取ることになるため、用途がかなり限られることになります。そのため、自分が消費しやすい優待をピックアップしておくことが大切です。

また、優待は安定して受け取れる分、上記3つの投資スタイルと違い、大きなリターンを狙いたい方には向いていません。

 

優待:補足

購入の前に「優待利回り」をチェックしよう!!

 

優待利回りとは、「いくらの株式を買えば、いくらの優待がもらえるのか」という効率性を重視した考え方です。

例えば、

 

A社:3000円の株式を100株保有していると、5000円分の商品券がもらえる

 

B社:5000円の株式を100株保有していると、7000円分の商品券がもらえる

 

この2社を比較して、どちらの優待に魅力を感じますか?

 

優待利回りは「優待の金額÷投資に必要な資金(×100)」で計算することができます。

実際に計算すると、

 

A社:1.66%(5000円÷30万円×100)

 

B社:1.4%(7000円÷50万円×100)

 

となり、A社の方がお得な優待であることが分かります。優待を選ぶときは、優待そのものの金額だけでなく利回りも確認するようにしましょう。

 

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いかがでしたでしょうか?

前回と今回合わせて、解説した4つの投資スタイルには、良いところもあれば悪いところもあります。

長期的に資産を寝かせておきたいのか、短期的に売買をしかけていきたいのか。

リターンを重視するのか、損失のリスクを抑えたいのか。

あなたが株式投資を始めた理由、そしてどんな取引をしていきたいのかを頭の中に描いて、自分に合った投資スタイルを探してみてはいかがでしょうか?

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