株ラウンジ出張版!掲示板をもっと活用しよう! 【第1回】時事問題に関して聞いてみよう!
皆さんこんにちは!
広報ブログをご覧いただきありがとうございます!
今週から、先日告知した新連載「株ラウンジ出張版!掲示板をもっと活用しよう!」を配信していきます!
「株ラウンジ」内で「いいね!」や返信の多かった選りすぐりの書き込みをピックアップして掲示板に投稿する際のコツを解説していくこの連載。皆さんが今後投稿するうえでの参考にしていただけたらと思います!
目次
- 今週の書き込み
- 投稿したくなる!?話題の時事問題
- コメントのコツ
- コメントに対する返信のコツ
- (おまけ)リーマンショックとは
今週の書き込み
今週ピックアップした書き込みは、ユーザーネーム「ガッサン」さんによる以下の書き込みです!
今回の書き込みはリーマンショック(※1)当時を振り返り、金利や原油価格、米住宅関連指標を参考にしながら景気の先行きを予測している様子です。
(※1)初心者の方のために、リーマンショックに関する簡単な解説を記事の最後に載せました。分からない方は是非参考にしてください。
今回「ガッサン」さんが選んだのはズバリ「時事問題」だったわけですが、
みなさんも普段のニュースで気になる話題がいくつかあるのではないでしょうか?
今回の例のように、「株ラウンジ」では気になる時事問題を発信して意見を求めることができます。
投稿したくなる!?話題の時事問題
「そうはいっても何を投稿したら分からない!」
という方のために、今話題になっている時事問題を2つ選んでみました!これらの項目で気になるものがあれば積極的に質問してみましょう!
- FRBによる金利政策
- イギリスのEU離脱(通称、ブレグジット)
FRB(Federal Reserve Board)とは連邦準備制度理事会と呼ばれる組織で、アメリカの銀行制度を調整する役割を担っています。「利上げ」という言葉をよく聞くと思いますが、それもFRBの金利政策の一つで、株価を大きく左右する材料の一つとなります。
イギリスのEU離脱問題もホットな話題だと思います。2016年の国民投票によりEUからの離脱が決まりましたが、議会の反発が厳しく膠着状態になっています。EU離脱はしばらく延期されましたが、今後予想される展開と、株取引で注意すべきポイントを掲示板で聞いてみてもいいかもしれません。
コメントのコツ
時事問題に対するコメントとして今回登場したのは大きく分けて
- 考えの発信
- 問題に関して気を付けていること
- 自身の体験談
の3つでした。
ユーザーネーム「丁稚」さん、「たかみみ」さん、「Castanets」さんのように、普段考えていることをコメントすればそれに対する面白い議論ができるかもしれません。
「zer0」さんのように自分の考えや日々の取引でチェックしている指標なんかがあれば共有するのもいいと思いますし、「あぐー」さんのようにその問題に対する赤裸々な体験談を披露するのもSTREAM掲示板の楽しみ方の一つです。
特に時事問題は自分の理解できない内容や聞きたいことがたくさん出てくると思います。
今回挙げたコメントにはありませんでしたが、
- リーマンショックってなんですか?
といった基本的な質問から、
- 「ガッサン」さんはアメリカ住宅関連の指標をどう分析しているのですか?
のように、自分が分からないことを積極的に質問することで、掲示板を有効的に活用していきましょう!
コメントに対する返信のコツ
今回ピックアップした書き込みに寄せられたコメントは全5件。
注目すべきポイントは
- すべてのコメントに対して返信をしている
- すべての返信に自分の意見や感想を盛り込んでいる
ということです。
もらった全てのコメントに対してコメントを送るのは大変なことではありますが、掲示板内での友好な関係を構築しするだけでなく、お互いの意見を深めあうのに役立ちます。
また返信も内容がないものではなく、自分の考えを織り交ぜることでやり取りに深みが出ます。せっかく打ったコメントに対する返信がまったくなかったり、無機質な返信だったら嫌ですよね。
今回の「ガッサン」さんの例から得られた以上2つのポイントを意識して掲示板を活用してみましょう!
いかがでしたでしょうか?
全ての問題に対して完璧に答えられる人はいません。今回の記事を参考にして、分からないことがあれば恥ずかしがらずに掲示板で質問してみましょう!うまく議論を発展させることで良い知見を共有できるのではないでしょうか?
来週は、話題のマーケットキーワードに注目して掲示板の使い方を更に詳しく解説していきます。お楽しみに!
(おまけ)リーマンショックとは?
「リーマンショック」とは2008年に、大手証券会社「リーマン・ブラザーズ」が経営破綻したことから発生した世界的な経済危機のことです。
皆さんの中には当時株式取引を行っており、苦い経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また当時はまだ株式を始めていなかった方でも、連日のニュースや新聞報道で
「リーマンショック→株価大暴落・リーマンブラザースの破綻」
といったイメージはすでに持っているのではないでしょうか?
リーマンショックが発生した原因
リーマンショック発生の一番の原因とされているのが「サブプライムローン問題」です。
「サブプライムローン」とはアメリカの住宅向けローンのことなのですが、以下の特徴をもっていました。
- 住宅を担保として高い金利を払うことで、信用の低い人でもローンを組むことができる
通常、ローンというものはある程度の安定した収益がある返済能力の高い人でなければ組むことはできません。ですが、サブプライムローンは返済ができなくなった場合でも担保の住宅さえ引き渡してしまえばよかったことから、住宅の購入を夢見る低所得者から圧倒的な人気を得ていました。
このサブプライムローンは、貸し手側にとってもうれしい金融商品でした。当時、アメリカの住宅価格はバブルを迎えていたため、返済が滞ったとしても、契約時よりも高い価格に膨れ上がった住宅を差し押さえることができたからです。
しかしその後、サブプライムローンが成り立つ核の部分、「住宅バブル」が崩壊へ向かいます。住宅の売り手市場はすでに飽和しており、FRBの利上げ政策も相まって、多数の債務者が住宅を手放さざるをえないことになり、債権者側もまた大量の不良債権を抱えることになりました。
この「サブプライムローン」を取り扱っていた大手証券会社「リーマンブラザーズ」も同様に多くの不良債権を抱えており、負債総額はおよそ6130億ドルという途方もない数字になっていました。
他の大手銀行や証券会社による買収、アメリカ政府からの公的資金注入も模索されたようですが最終的には行われず、2008年9月15日に経営破綻。
これによって世界景気に重大な懸念が示され、世界的な経済危機へと向かっていきました。