信用取引コンテンツ【第2回】知ってる人は使ってる!信用取引のメリット

公式サイトでも詳しく載ってます!

信用取引の概要や基礎は
スマートプラスのWebサイト
https://smartplus-sec.com/guide/#margin-trading
STREAM使い方ガイド
https://smartplus-sec.com/assets/static/support/stream_guide.pdf

にも詳しく解説があります。こちらも是非ご参照ください!

一発で分かる!信用取引のメリット

・自己資金以上の取引が出来ます

信用取引では現金や保有株を保証金(担保)として差し入れて取引を行います。
取引することが可能な額は最大で差し入れた保証金の約3倍です。
最低保証金は30万円ですので、信用取引を始めるには保証金が少なくとも30万円必要ですが、資金30万円で約90万円、100万円なら約300万円の取引が可能です。

<<実践ポイント!>>

自己資金以上の取引をどう生かす?

資金50万円で現物株取引をしているが、今話題の銘柄の価格は5500円。
最低取引単元の100株がギリギリ買えない・・・

信用取引を活用すれば保証金の約3倍までの取引ができるため、このような株でも購入することが可能になります。少ない資金で自分の欲しい銘柄を買う選択肢が広がります。


※ 参考例の株価および最低買付代金は2019/1/17の終値ベース

・相場下落時でも「空売り」ができるので、「利益」が狙えます

現物取引では取引を「買い」からしか始められませんが、信用取引では株を借りて売却する「空売り」を利用することで、取引を「売り」から始めることができます。通常、現物取引では株価が高い時には投資しませんが、「空売り」ができる信用取引では高いところで売り、安くなったところで買い戻すことができます。株価が安い時にだけしか投資できない現物取引に比べ、選択肢が増えます。

<<実践ポイント!>>

何故持っていない株を売れるのか?

空売りをするにはまず差し入れた証拠金を担保に「証券会社」もしくは「証券金融会社」から株を借りて、その株を市場で売却します。
借りた株は将来返却する必要がありますので、売りっぱなしではなく「反対売買」もしくは「(保有していれば)その株を差入」をするまでが空売りのプロセスとなります。

・現物株を保有しながら別の株を取引出来ます

信用取引では担保となる保証金は現金だけではなく、保有株でも代用出来ます
現物株を長期間保有することがメインというお客さまであれば、保有株を売却せずに信用取引を利用してその他の銘柄を取引することが出来ます。長期投資と短期投資は別物であり、投資家層が違うと思われがちですが、両立することも可能です。

<<実践ポイント!>>

代用有価証券について

信用取引では保証金の代わりとして差し入れた現物株のことを代用有価証券と呼びます。
代用有価証券は決められたルールに従って評価額が決まり、保証金として充当されます。

<代用掛け目>

代用掛け目は現物株を担保にするにあたって時価評価額の何割を担保にするかという割合を定めたものです。代用掛け目は市場の動向等により、金融商品取引所により、または当社の判断により変更することがあります。

ここまで知っていますか?信用取引の隠れた利点

・現物取引における差金決済禁止のルール

現物取引をしていると、買った株がなぜかその日に売れない!といった事はありませんか?

実は現物取引には「同一銘柄」「同一資金」「同一日」に何回も取引する事が出来ないという決まりがあります。これは現物取引には必ず現物株の受け渡しが必要であり、反対売買をした際に損益の分のお金を受け渡す差金決済が認められていないからです。

ところが信用取引ではその制限はありません。

つまり差し入れた証拠金で1日で何度も同じ銘柄を取引する事が出来ます。

レバレッジと合わせて使用することで資金効率がよくする事も可能です。

<<実践ポイント!>>

この銘柄は1日に何度も値幅が取れるのでデイトレードで何回も取引したい・・・

だけど資金量に限りがある・・・

信用取引なら1日に同一資金で同じ銘柄を何度も取引できるため、資金量の少なさが足かせとなってしまう上記のケースを解決します。

・同一銘柄の建玉の取得単価は合算ではなく個別管理

現物取引では同一銘柄を違う単価で買い増した場合、その受渡金額の合計から取得単価を算出し、売却した際はその取得単価を基に損益計算します。

一方、信用取引ではそれぞれの建玉ごとに損益計算をしますので、年間の損益を調整するなど機動的に売買することも可能です。

<<実践ポイント!>>

信用取引なら出来る、損益調整の仕組み

信用取引では建玉ごとに損益を計算しますので、返済時に「建玉指定」することで損益を調整(例えば課税還付)を行うことができます。

いかがでしたか?

信用取引のメリットは取引の幅が広がることにあります。
メリットを活用できるような場面を見つけた時は信用取引を検討してみましょう!

次回の連載は 〜信用取引のココに注意!リスクの管理もしっかりと〜 になります。

お楽しみに!