2022.6.24プレスリリース

スマートプラス、新代表取締役社長および新取締役就任のお知らせ

次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループの株式会社スマートプラス（本社：東京都千代田区、代表取締役：小林紀子、以下「当社」）は、本日2022年6月24日の取締役会での決議をもって、新代表取締役に小林紀子、新取締役に中村嘉孝が就任いたしましたのでお知らせします。

（写真左：代表取締役小林紀子、同右：取締役中村嘉孝）

■選任の背景

当社は、「金融を“サービス”として再発明する」というグループミッションのもと、SaaS型の証券インフラストラクチャ「BaaS（Brokerage as a Service）」を軸にパートナー企業との協業によって事業を展開するフィンテック企業です。顧客基盤を抱えるパートナー企業のサービスに投資機能を組み込むことによって、企業が顧客体験価値を高めていくことをサポートしています。また、自社でもコミュニティ型株取引アプリ「STREAM」を提供し、その開発と運営で培われたお客様目線をパートナー企業とのサービス開発に生かしています。

この度、金融系システムインテグレーターで多数のプロダクト開発とプロジェクトマネジメントを牽引してきた小林を代表取締役に、証券会社のバックオフィス全般における豊富な知見と経験を有する中村を取締役に据えることで、証券会社としての基盤を強固にするとともに、パートナー企業との協業サービスの成長にコミットする体制を強化してまいります。

■小林のプロフィール

株式会社スマートプラス

代表取締役

小林紀子（こばやしのりこ）

学習院大学理学部卒業後、旧興銀システム開発にて勘定系システムの運用保守開発を担当し、大手銀行のシステム統合を経験。シンプレクスにて統括マネージャーとして大手証券会社などの株・先物オプション、仮想通貨、FXの取引サービスにかかるフロントエンドアプリケーションの企画・開発を牽引。2021年8月、スマートプラスに入社。2022年6月より現職。

■代表取締役就任にあたってのメッセージ

スマートプラスは、「レガシーな金融システムを使いやすくすることで、金融がもっと暮らしに寄り添う世の中にする」という志を持ったフィンテック企業です。現在、「BaaS」を軸とした証券事業は創業期を抜け、パートナー数が拡大するフェーズに来ています。当社はいわゆる受託開発ではなく、パートナー企業のサービスが成長することで自社も成長するビジネスモデルを採用しており、機能追加1つとってもそれを実際に使うお客様のことを第一に考えた企画・提案をしています。顧客価値を考え抜いたサービス開発は当社の強みであり、会社の拡大期においても変わらずこれを提供していくため、金融系システムインテグレーターにて数多くのサービスのUIUX開発に携わりクライアントに向き合ってきた経験を、最大限生かしてまいります。そして、パートナー企業のビジネスの成功に貢献する真のビジネスパートナーとして、より多くのお客様に金融サービスをご利用いただけるよう、全社員一丸となって取り組んでまいります。

■中村のプロフィール

株式会社スマートプラス

取締役

中村嘉孝（なかむらよしたか）

証券会社にて財務経理を中心としたバックオフィス業務に従事し、2016年から取締役としてコンプライアンス、総務、経理、リスク管理、IT、引受審査を管掌。2021年5月、スマートプラスに経理部長として入社。2022年6月より現職。日本証券業協会内部管理統括責任者。

■取締役就任にあたってのメッセージ

2021年5月に経理部長としてスマートプラスに入社して以来、「業界こそ同じだが、これまでとは業態もカルチャーも違うこの会社で、自分にできることは何か」と考え、走り続けてまいりました。現在、金融業界は、より一層の変化が求められています。証券バックオフィスとしての約30年のキャリアを生かして、変化の中で当社が進むべき道をしっかりと指し示し、安心して前進できる強固な基盤を作ることが私のミッションだと認識しております。Finatextグループには「金融サービスがもっと暮らしに寄り添う世の中にする」というすばらしいビジョンがあります。このビジョンを意識して、経営基盤の強化および金融商品取引業者としての課題解決に積極的に取り組み、成長フェーズである今を突き進みたいと思っております。このタイミングで経営に携われることを心から楽しみにしております。

■新役員体制

当社の役員体制は以下の通りとなります。

代表取締役	小林紀子
取締役	下田暁
取締役	宮川悠
取締役	戸田真史
取締役	中村嘉孝
取締役	林良太
取締役	伊藤祐一郎
常勤監査役	赤井厚雄