2021.10.27プレスリリース

スマートプラスの「証券インフラストラクチャBaaS(Brokerage as a Service)」が採用され、ニッセイアセットマネジメント初の個人向けファンドラップを共同開発

人生100年時代を分断しない子供の学費、マイホーム資金、老後の資金などライフサイクルに応じた必要資金を目的別口座ごとに運用が可能に

株式会社Finatextホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:林 良太、以下「当グループ」)の子会社で証券事業を行う株式会社スマートプラス(本社:東京都千代田区、代表取締役:藤江 典雄、以下「当社」)はニッセイアセットマネジメント株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大関 洋、以下「ニッセイアセットマネジメント」)と提携し、個人向けファンドラップの開発を開始いたしました。

○背景
昨今、様々なサービスがデジタルトランスフォーメーション(DX)をして行く中、資産運用サービスもDX化が急務となっています。

また、人生100年時代を迎え、リタイア世代だけでなく若年層が今後迎える子供の学費やマイホーム資金、老後資金などライフサイクルに合わせた大きな出費に備え資産を作って行くことが必要です。貯金だけでなく資産運用を活用していくことで、効率的な資産創出が可能になり、早いうちから資産運用に触れることで投資リテラシーの向上も期待できます。

当社の「証券インフラストラクチャBaaS(Brokerege as a Service)」はフロントアプリケーションおよびミドルシステムをクラウドで提供し、更にビジネスロジックはサーバー側に集約することにより、証券サービスの自由な設計が可能となっています。そのため、導入企業の顧客属性に適合する証券サービスの開発が容易になります。

このBaaSを活用することで、ライフプランごとの各種資金使途に応じた複数の目的別口座を提供することができる上、口座ごとに運用商品やリスク許容度設定が可能となるサービス構築が実現いたします。さらに、デジタル上で展開することで、デジタルネイティブの幅広い世代にも提供が可能になります。

本サービスは、地域金融機関の非対面と対面を融合させたDXサービスとして提供していきます。お客様にとってはデジタルのみでの利用、もしくは自身が相談したいタイミングで窓口相談なども可能になります。忙しい現役層でもご自身の時間やニーズに合わせて対面や非対面でのサポートをお客様自身で切り替えることが可能です。

地域金融機関の窓口にとっても数多い金融商品のラインナップから1人1人カスタマイズしてコンサルティングをしていくことは高度な能力が必要となるものの、オンライン上に表示されるヒアリング項目に沿って入力してくだけで、お客様に必要なポートフォリオが提案可能になるため、サービス向上にも繋がります。

当グループの持つ柔軟なシステムと企画開発の強みとニッセイアセットマネジメントの地域金融機関へのネットワークと金融機関としての信頼感があるという強みを活かし、地銀の窓口を通じてお客様に寄り添った生活や夢の実現をサポートしてまいります。

※ ファンドラップについて、当社は投資一任契約締結の媒介行為(投資助言・代理業)は行いません。
※ ファンドラップ営業は、投資一任契約締結の媒介を行う、登録金融機関もしくは金融商品仲介業者(ニッセイアセットが委託)のみが行うこととなります。
※ 当社は口座管理機関であり、ファンドラップの営業活動を行うことはなく、
・投資運用方針および運用結果についての説明・報告
・投資一任約款の交付
・投資一任契約にかかる関連書面の交付
・投資一任契約に関する顧客への各種メール・お知らせ等
を当社が行うことはありません。

■証券インフラストラクチャBaaS(Brokerege as a Service)とは
早期かつ容易に証券事業への参入を可能にするプラットフォームです。
有価証券等の売買執行機能ならびに堅牢な証券インフラをパッケージ化したものです。提供したいお客様の属性に合わせた柔軟な証券フロントサービス開発を短期に実現し、従来証券システム開発に必要な大規模な初期費用は不要となるため、既存事業をすでに行っている事業者でもBaaSを使うことで証券事業を始めやすくなります。

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