2019.12.10プレスリリース

「証券コンソーシアム」の活動成果について

 株式会社スマートプラス(本社:東京都千代田区、代表取締役:藤江典雄、以下「当社」)は、証券業界及び関連IT企業等60社が参加する「証券コンソーシアム」に、2018年4月より参加してまいりましたが、この度、活動の成果を下記の通りお知らせいたします。

 「証券コンソーシアム」は、参加各社が一丸となって、先端技術を活用した新たな金融インフラの検討を行うものとして、2018年4月に発足しました。具体的には、2018年8月より、①KYC共通化ワーキンググループ、②共通事務ワーキンググループ、③DLT先端実験ワーキンググループの3つのワーキンググループを設立し、以下のとおり活動を行ってまいりました。

①KYC共通化ワーキンググループ(リーダー企業:楽天証券株式会社)

 利用者の皆様の安全・安心なサービス利用の推進を趣意に、画像認識等を用いた新たな本人確認(改正犯収法対応)、本人確認情報・結果の共有、取引時確認の高度化、AML/CFT対応の業界標準などについて検討を行ってまいりました。

②共通事務ワーキンググループ(リーダー企業:株式会社SBI証券)

 非競争領域の各種証券事務を対象に、テクノロジーの活用により業務効率化・高度化に貢献することを趣意に取り組んでまいりました。「売買審査AI適用サブワーキング」を下部組織として設立し、売買審査業務でのAI利用について検討を進めてきたほか、実際の取引データを用いた実証実験を実施しました。

③DLT先端実験ワーキンググループ(リーダー企業:野村ホールディングス株式会社)

 分散台帳技術(DLT)の証券業界への実装を見据え、DLT概論や他業界での活用事例など、外部講師等を中心にDLTを学ぶ勉強会を開催してまいりました。

 なお、当社は上記②及び③のワーキンググループの全てに参加いたしました。②の活動の詳細については、以下をご覧ください。

共通事務ワーキンググループ「売買審査AI適用サブワーキング」 プレスリリース

 上記3つのワーキンググループの活動は、この度の活動報告を以て終了となりますが、各社においては引き続き検討を進めてまいります。証券コンソーシアムでは今後も業界一丸となって取り組むべきテーマがあれば、適宜ワーキンググループを設置し検討を行ってまいります。

別紙 参加企業一覧(五十音順 敬称略)

IHSマークイットジャパン合同会社 大和証券株式会社
藍澤証券株式会社 株式会社電通国際情報サービス
株式会社アット東京 東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 東洋証券株式会社
いちよし証券株式会社 トッパン・フォームズ株式会社
今村証券株式会社 内藤証券株式会社
岩井コスモ証券株式会社 日本アイ・ビー・エム株式会社
SMBC日興証券株式会社 日本オラクル株式会社
SCSK株式会社 日本証券金融株式会社
株式会社SBI証券 日本電気株式会社
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 日本電子計算株式会社
株式会社NTTドコモ 株式会社野村総合研究所
岡三オンライン証券株式会社 野村ホールディングス株式会社
岡三証券株式会社 株式会社日立製作所
株式会社岡三証券グループ 株式会社FOLIO
auカブコム証券株式会社 フューチャー株式会社
株式会社外為どっとコム 株式会社ポラリファイ
キャプジェミニ株式会社 松井証券株式会社
株式会社QUIK マネックス証券株式会社
Cloud4C Services株式会社 丸三証券株式会社
株式会社証券ジャパン みずほ証券株式会社
GMOクリック証券株式会社 三菱UFJモルガンスタンレー証券株式会社
株式会社スマートプラス 水戸証券株式会社
セコム株式会社 むさし証券株式会社
セコムトラストシステムズ株式会社 楽天証券株式会社
株式会社xenodata lab. リテラ・クレア証券株式会社
ソフトバンク株式会社 ワイジェイFX株式会社
株式会社ソルクシーズ 株式会社One Tap Buy
株式会社だいこう証券ビジネス
大日本印刷株式会社
BaaS導入・証券事業参入についての
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